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2007/08/23
バッグの成り立ち


   ●ニットフエルトのバッグはどのようにして出来上がるのか?●

~ 当たり前のように毎夜毎夜ヒツジ、モコ・バッグを作っておるのですが、一般的には「ニットフエルト」という技法は知られていない、ということに最近気がつきました。説明いたします ~

               バッグの成り立ち


   ●まず編みます●

 元々、フエルトは羊毛で出来ています。羊毛を互い違いに重ね、石鹸、シャンプー等で浸し、繊維を絡めていくとフエルトになります。これはウールの持っている、急激な温度変化、もしくは摩擦、によって繊維同士が絡み合う性質を利用したものです。

 「ニットフエルト」はさらに糸で、編む、という作業を加えています。ウール100%(もしくは毛100%)の毛糸で土台を編み、バッグに仕立てていきます。


               太田屋バッグ

   
   ●これが土台です●

 これだとただ単に編んだだけ、頼りない生地ですが縮むことで意外なようですがしっかりとしたバッグへ変貌していきます。そのためにはお湯につける必要があります。
 ちなみに最終的にサイズが3、4割ほど縮むため割に合わない・・・

               バッグの成り立ち


   ●煮込みます●

 バッグを鍋に入れて(あくまでも私の場合は)熱します。熱過ぎると当然作業しにくいのでほどほどの温度に。

 しかし、ただただ煮込むだけではバッグは縮まりません。熱湯の後は冷水に浸し、熱湯、冷水を繰り返し摩擦を加えます。パンをこねる感じでしょうか。温度変化に反応し易いウールの特徴を利用しているんですね。特に私が作るバッグは、普通の毛糸、を使用しています。フエルトのし易さから言いますと、ニットフエルトは羊毛から作るフエルトバッグよりも固まりにくい。糸の状態から始まっていますからね。

 だからこそ丈夫で毛羽立ちにくい、つまりは毛玉が出来にくいバッグになるんですね。フエルトになり易いものは裏を返すと、毛玉がすぐ出来る、とも言えると思います。そういう意味でもニットフエルトは優れた、手間さえかからなければ、技法ではないかな?と。

               バッグの成り立ち


   ●ニードルフエルトで模様●

 毛糸の色選びがバッグの出来映えを左右すると感じます。それともう一つが、モコ、とヒツジの模様ですね、ここに一番力が入っていると言ってもいい。ニードルフエルトは特殊な針で羊毛を固める、これもフエルト化と言います、現在浸透しつつある技法の一つです。

 作業を終えた後で再び熱湯に浸し模様を安定させます。手順としては、

 編む→熱湯に入れてフエルト化→模様付け→乾かして完成

 大まかですがこのような形でバッグは出来上がっております。数をこなしていく間に毛糸の配分、持ち手の配慮なども分かってきました。今後が楽しみです。



HP「へなちょこ編物王」http://park11.wakwak.com/~henachoko/
ブログ「工房タテヨコ」http://otaya.jugem.jp/ 

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